背景
コロナ以降、在宅勤務と出社を使い分けているため、常時カバンにノートPCを入れて持ち歩くようになりました。カバンを少しでも軽くしたいと考えていると、最近はUSB TYPE-CでノートPCが充電できることを知りました。つまるところ、電源アダプターがなくても業務できるのでは?カバン軽くなるかも?と思い購入してみました。
USB TYPE-Cで充電ってどういうこと?
ノートPCの中にはUSBで充電できる規格に対応している機種があります。規格のことをUSB PD規格と言います。USB PD規格で検索すると、解説記事がたくさん出てきますので、検索してみてください。PDとはPower Deliveryの略で、簡単に言うと「USB経由で充電できるよ」ということです。
注意点
USB経由で充電するには、以下条件をクリアする必要があります。
- ノートPCがUSB PD規格に対応していること
- 充電器がUSB PD規格に対応していること
- 充電器の出力W数が45W以上であること
- 充電ケーブルがUSB PD規格に対応していること
ノートPCがUSB PD規格に対応していること
ノートPCがUSB PD規格に対応しているか判断するには、以下の形状の差込口があるかを確認しましょう。
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充電器がUSB PD規格に対応していること
差し込み口がType-C形状の場合、USB PD規格に対応している可能性が高いですが、仕様を確認しましょう。私が購入した無印の急速充電器の場合、以下のように「PD」と明記しているので一目で分かります。
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充電器の出力W数が45W以上であること
最大の注意点です。急速充電器の対応W数は種類が多く、購入したけどW数が足りなくて充電できない!という事態に陥るリスクがあります。スマホを充電するには20Wあれば十分なため、20W対応の充電器が多く出回っている印象です。特にコンビニ等で売っているPD規格対応の充電器はほぼほぼ20W対応のものばかりです。ノートPCを充電するには45W以上必要であり、しかもノートPCによって必要W数は異なります。
充電ケーブルがUSB PD規格に対応していること
プラグの形状に着目します。USB PD規格に対応している場合、充電器側とノートPC側で同じ形状をしています。初見では違和感を感じます。正しい解説は「購入品の説明読んでね」ですが、ここではパッと見で「対応していそう」を感じるための内容を記載しています。
無印の急速充電器~USB-C 2ポート / USB-A(MJ-PD2C1A)~
無印で購入しました。既に使い込んでいるため、本体にちょっと汚れが(汗)。手のひらサイズでコンパクトです。プラグは出し入れ可能で持ち運びに便利!
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仕様です。
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USB-C1とはPD1のことで、USB-C2とはPD2のことですね。USB-Aは下段のType-Aのことです。3つのポートを組み合わせて利用する際、出力W数が変わるようです。なお、Amazonでも購入できます(画像のボタンをクリックするとAmazonのサイトへ飛びます)。
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充電ケーブルです。
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柔らかい素材です。不思議な触感。
使ってみた感想
USB PD規格対応であればノートPCを選ばずに充電できるため、これ一つあれば電源アダプターを複数持つ必要がありません。荷物が少なくなり大変快適です。また、配線もスマートです。充電速度に関しても、特に支障なく充電できています。